ゴキブリについて
種類と特徴
ゴキブリは、条件さえ整えばどの地域の家屋でも定着が可能な夜行性の昆虫です。
「温度や湿度が適当」で、「潜伏場所が十分にあり」、「木・紙・布の材質の多い場所」を特に好みます。
雑食性で、動物質植物質何でも食べます。
種類 | チャバネゴキブリ | クロゴキブリ | ワモンゴキブリ |
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成虫の体長 | 11〜15mm | 25〜30mm | 30〜45mm |
色 | 黄褐色 2本の縦長の黒い斑点 | 黒褐色 | 赤褐色 黄色の輪状の斑点 |
分布 | 北海道から沖縄まで | 本州、四国、九州 | 本州、四国、北九州 |
主な住みか | オフィスビル、アパート、病院、飲食店 | アパート、家屋、ビルの厨房、湯沸かし場 | 動物舎、温泉地の飲食店街、暖かい場所 |
被害
何よりもまず、脂ぎった黒い体、とげのたくさん生えた足、長いひげ、暗い場所での集団生息など、見た目によって与えられる不快感が挙げられます。
また、ゴキブリの体にはサルモネラ菌、ボツリヌス菌、大腸菌など数多くの病原菌が付着していることがあり大変危険です。時にはコレラ菌や赤痢菌を持っていることもあり、感染症への感染や感染拡大といった被害をもたらすことがあります。
対策
ゴキブリは台所を中心にひそんでいます。台所をきれいにし、寝る前はごみや食器を片付けましょう。
春(4月下旬〜5月下旬)夏(7月中旬)秋(9月中旬〜10月中旬)の時期に大掃除をした後、ゴキブリのいそうな場所に薬剤を残留噴霧または残留塗布すると効果的です。特に、7月にはホウ酸団子などを用いて駆除を行うと良いでしょう。