感染症の種類と原因
動物由来の主な感染症
げっ歯類など | ネズミ・リス・ハムスター・ウサギなど | ペスト・レプトスピラ症・野兎病・サルモネラ菌 |
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鳥類 | インコ・カナリア・ハトなど | オウム病・日本脳炎・ウエストナイル熱 |
家畜 | ウシ・ヒツジ・ニワトリなど | 腸管出血性大腸菌(O-157)・鳥インフルエンザなど |
食肉獣 | イヌ・ネコ・キツネ | 狂犬病・エキノコックス症 |
サル | エボラ出血熱・マールブルク病・Bウイルス病・ 細菌性赤痢・結核など |
ネズミと関係のある感染症
こちらのページでご紹介した通り、 ネズミは最早どのご家庭においても他人事とは言えない程蔓延しています。 そのネズミが媒介する感染症を皆様に知っていただくことで、感染のリスク回避のご参考になればと思い、 特集させていただきました。
ペスト
げっ歯類(特にクマネズミ)に流行する病原体で、その菌を保有したネズミの血を吸ったノミやダニが人の血を吸った時、 その傷口から菌が侵入し感染します。(日本では感染症法により一類感染症に指定)
レプトスピラ症
菌を保有した動物(これも特にネズミが中心)の尿中に排出され、その尿で汚れた食品を口にしたり触れたり舐めたりすることで 口の粘膜や皮膚の傷口から感染します。
サルモネラ菌
食肉や卵などに稀に含まれていることがあります。十分に加熱することで避けられることはよく知られていますが、 菌を保有している動物のフンなどからも感染します。
※上記感染症やその他の感染症についての詳しい情報は厚生労働省HP内「感染症」をご覧下さい。